パナソニックの紙パック式キャニスター掃除機の新型「MC-PJ24G」と旧型「MC-PJ23G」。
見た目や基本性能は似ていますが、実際にはどのような違いがあるのでしょうか?
この記事では、それぞれの違いを詳しく比較し、どちらがオススメかを解説します。
▲掃除機の新型「MC-PJ24G」について詳しくはこちら
▲掃除機の旧型「MC-PJ23G」について詳しくはこちら
2. MC-PJ24GとMC-PJ23Gのスペック比較
項目 | MC-PJ23G(旧型) | MC-PJ24G(新型) |
---|---|---|
発売日 | 2024年1月25日 | 2025年2月28日 |
価格(目安) | 約19,000円 | 約24,000円 |
吸込仕事率 | 約60~580W | 約60~580W |
消費電力 | 約200~1150W | 約200~1150W |
運転音 | 約60~65dB | 約60~65dB |
集じん容量 | 1.3L | 1.3L |
本体サイズ | 幅24.2×奥行34.8×高さ19.4cm | 幅24.2×奥行34.8×高さ19.5cm |
本体重量(総重量) | 2.7kg(4.3kg) | 2.7kg(4.3kg) |
ヘッド | パワーノズル(自走式、親子ノズル、エアダストキャッチャー、壁ぎわ集じん) | パワーノズル(自走式、親子ノズル、エアダストキャッチャー、壁ぎわ集じん) |
フィルター | 紙パック+一般フィルター | 紙パック+一般フィルター |
便利機能 | アイドリングオフ、パワー持続センサー、オープンハンドル | アイドリングオフなし、パワー持続センサー、オープンハンドル |
コード巻取りボタン | 通常サイズ | 大型化 |
カラー | ベージュ(-C)、ホワイト(-W) | ベージュ(-C)、ホワイト(-W) |
3. MC-PJ24GとMC-PJ23Gの違い
① アイドリングオフ機能の有無
MC-PJ23Gには、掃除機のヘッドを3秒以上床から離すと自動的に停止し、その後一定時間で電源が切れる「アイドリングオフ機能」が搭載されています。
この機能により、掃除を中断した際に無駄な電力消費を抑えることができ、節電効果も期待できます。
また、再びヘッドを床に戻せばすぐに運転を再開するため、スムーズに掃除を続けることが可能です。
しかし、MC-PJ24Gではこの機能が廃止されました。その理由として、アイドリングオフ機能がそれほど頻繁には使用されないと判断された可能性があります。
一方で、常に電源をONにしておくことを好むユーザーにとっては、掃除の途中で意図せず停止することがなくなるため、利便性が向上するとも考えられます。
さらに、アイドリングオフ機能の廃止によって、内部構造が若干シンプルになり、メンテナンス性が向上している可能性もあります。
この機能が不要な人にとっては影響は少ないですが、こまめに電源を切りたい人には便利な機能だったため、注意が必要です。
② コード巻取りボタンのサイズ変更
MC-PJ24Gでは、コード巻取りボタンが大型化され、より押しやすくなりました。
この変更により、掃除機のコードを巻き取る際の操作性が向上し、特に高齢者や手の力が弱い方にとって扱いやすくなっています。
また、ボタンの面積が大きくなったことで、足で踏んで巻き取る際の安定感も増し、スムーズな操作が可能になりました。
さらに、新しいボタンデザインは耐久性も向上しており、長期間の使用でも劣化しにくい仕様になっています。
頻繁に掃除機を使用する家庭では、こうした小さな改良が日々の使い勝手を大きく左右することもあるため、細かな変更点ながらも利便性の向上が図られています。
頻繁にコードを巻き取る人には便利ですが、大きな差ではありません。
③ 本体サイズが1mm高くなった
新型MC-PJ24Gでは高さが1mmだけ増えましたが、実際の使用感に影響することはほぼありません。
4. どちらを選ぶべき?
MC-PJ23Gがオススメな人
✅ 価格を抑えたい
✅ アイドリングオフ機能が欲しい
✅ コスパを重視する
✅ より低価格で性能の良いモデルを求める
✅ 長時間使用時の電力節約を意識したい
✅ 一定時間掃除を中断することが多い
✅ 掃除の手間を減らしたい
✅ コード巻取りボタンの大きさはあまり気にしない
✅ 性能と価格のバランスを重視
MC-PJ24Gがオススメな人
✅ 最新モデルが良い
✅ コード巻取りボタンが大きい方が良い
✅ アイドリングオフ機能は不要
✅ 見た目のデザインを重視する
✅ 新しい製品を使いたい
✅ 多少の価格差よりも利便性を求める
✅ コードを頻繁に出し入れするので、操作性を向上させたい
✅ 新モデルによる細かな改良を期待したい
✅ 少しでも新しい機能がある方を選びたい
5. まとめ
MC-PJ23GとMC-PJ24Gの違いは主に「アイドリングオフ機能の廃止」と「コード巻取りボタンの大型化」です。
基本性能や吸引力は変わらないため、どちらを選ぶかは用途やライフスタイルに大きく依存します。
例えば、アイドリングオフ機能を活用して省エネを意識した掃除をしたい方や、頻繁に掃除機のオン・オフを切り替える方にとっては、MC-PJ23Gの方が適しているでしょう。
一方で、新しいモデルに魅力を感じ、使い勝手の向上を求める方にはMC-PJ24Gの大型コード巻取りボタンが役立つかもしれません。
価格差を考えると、コスパ重視ならMC-PJ23Gがおすすめです! 価格が抑えられているうえ、機能面でも十分な性能を備えています。
また、掃除機のデザインやカラーリングにも注目したい方は、最新モデルであるMC-PJ24Gを選ぶのも良い選択肢です。
どちらを選ぶにせよ、自分の掃除スタイルや家の広さ、使用頻度に合わせて選ぶことが最も重要です。
どちらを選ぶかは、あなたの掃除スタイル次第!ぜひ自分に合った掃除機を見つけてください。