三菱電機のIHジャー炊飯器「NJ-VP10H」と「NJ-VP10G」の違いをご紹介します。
型番と型番の主な違いは4つだけです。
- 価格の違い
- 炊飯メニューの違い
- 発売時期の違い
- カラーバリエーションの違い
どちらも「ダブル備長炭コート熾火」や「可変超音波吸水」などの基本性能は同じですが、新型のNJ-VP10Hの方が玄米冷凍保存などがパワーアップしています。
どっちがいいかというと…
- 最新機能を活用したい方は NJ-VP10H
- コスパと健康志向メニューを重視したい方は NJ-VP10G
この記事では、それぞれの違いやおすすめの選び方をさらに詳しく解説していきますね。
●最新機能を活用したい方は↓

●コスパと健康志向メニューを重視したい方は↓

NJ-VP10HとNJ-VP10Gの違いを比較
NJ-VP10HとNJ-VP10Gの違いを比較して詳しく解説します。
まずは表で違いを確認してから、それぞれ詳しく見ていきましょう。
比較項目 | NJ-VP10H | NJ-VP10G |
---|---|---|
発売時期 | 2025年9月発売 | 2024年6月発売 |
炊飯メニュー | 玄米冷凍用対応・低温調理細かい設定 | 発芽米対応・SIAA認定抗菌 |
カラー展開 | 白亜麻・黒曜 | 月白・黒曜 |
特徴的な違い | 玄米冷凍保存が可能 | 発芽米や雑穀炊飯に強い |
それでは、4つの違いについて順番に解説していきますね。
①価格差の違い
NJ-VP10HとNJ-VP10Gの一番大きな違いは価格帯です。新型のNJ-VP10Hは最新モデルとして登場したため、高めの価格設定になっています。
対してNJ-VP10Gはすでに型落ちとなっているため、半額程度で購入できるのが大きな魅力です。
同じ三菱の高火力IH炊飯器でありながら、約3万円近い差があるのは、購入を検討するうえでとても大きな判断ポイントですよね。
家計を優先する方にとっては、NJ-VP10Gが圧倒的に選びやすい存在です。
ただし「最新モデルを長く安心して使いたい」という方にとっては、NJ-VP10Hに投資する価値は十分あります。価格の高さをどう評価するかが、この2モデルを選ぶ分かれ道と言えますね。
②炊飯メニューの違い
次に大きな違いとなるのが炊飯メニューです。NJ-VP10Hは「玄米冷凍用モード」に対応しており、炊きたての玄米をそのまま冷凍保存しても美味しさを保てるのが強みです。
また低温調理も5~180分の間で細かく設定できるため、料理の幅が広がります。
一方でNJ-VP10Gは「発芽米」メニューに対応しており、健康志向の方に嬉しい仕様になっています。
さらに発芽米の炊込みや雑穀との組み合わせも可能なので、日常的に雑穀米や健康食を取り入れたい方にはぴったりです。
面白いのは「新型だからすべて優れている」とは限らない点です。
玄米冷凍に魅力を感じるなら新型のNJ-VP10H、健康志向の発芽米を楽しみたいならNJ-VP10G、とライフスタイルに合わせて選ぶのがベストですね。
③発売時期の違い
NJ-VP10Hは2025年9月に登場したばかりの最新モデルです。新しい家電を選ぶと「長く安心して使える」「最新技術を活用できる」という大きなメリットがあります。
対してNJ-VP10Gは2024年6月発売の1年以上前のモデルです。その分口コミやレビューが豊富に出ており、実際に使った人の声を確認できるのは安心材料になりますね。
すでに市場で高評価を得ていることもあり、「安心して選びやすいモデル」と言えます。
④カラーバリエーションの違い
最後の違いはカラー展開です。NJ-VP10Hは「白亜麻(しろあま)・黒曜」、NJ-VP10Gは「月白(げっぱく)・黒曜」と、どちらも白系と黒系の2色展開ですが、白系の色味が異なっています。
キッチンの雰囲気に合わせたい方にとっては、この色の違いも大切な選択ポイントになります。
特に「月白」は柔らかい印象の白で、明るいキッチンによく馴染みます。一方「白亜麻」は落ち着いた白で、高級感を演出してくれますよ。
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NJ-VP10HとNJ-VP10Gの共通点は
NJ-VP10HとNJ-VP10Gの共通点について解説します。
2つのモデルは基本の炊飯技術が同じなので、どちらを選んでも美味しいご飯が炊ける安心感がありますよ。
①高火力・均一加熱の仕組み
NJ-VP10HとNJ-VP10Gの両方に搭載されているのが「ダブル備長炭コート熾火」と「八重全面ヒーター」です。
これによって釜全体を包み込むように加熱し、まるでかまど炊きのようなふっくらご飯が炊き上がります。
備長炭コートは、釜自体が効率よく熱を伝えるため、米の一粒一粒にしっかり火が通るのが特徴です。粒立ちがよく、食感の良さにつながるんですよね。
しかも「連続沸騰」が可能なので、炊飯中に火力が弱まらず、米の甘みや旨みを引き出してくれます。これが三菱炊飯器の美味しさの秘密です。
②可変超音波吸水で時短
どちらのモデルも「可変超音波吸水」を搭載しています。これは超音波の振動を利用してお米に素早く水を浸透させる技術です。
従来の炊飯では30分〜1時間ほど浸け置きが必要でしたが、この機能のおかげで浸け置き不要で炊飯ができるようになっています。
忙しい朝に短時間でご飯を用意できるのは本当に助かりますよね。
また、吸水がしっかり行われることで、炊き上がりのご飯にツヤとハリが生まれます。短時間でも手抜き感がなく、美味しいご飯が楽しめるのは嬉しいポイントです。
③冷めても美味しいご飯
両モデルとも「冷めても美味しさが続く」点が共通しています。これは、適切な吸水と均一加熱によってお米の内部まで火が通るため、冷めてもパサつかないからです。
例えばお弁当に入れたご飯や、ラップに包んで冷蔵保存したご飯でも、解凍後に美味しさがしっかり残ります。お米の甘みや旨みが感じられるので、おにぎりや作り置きにもぴったりです。
家族のお弁当を用意する方や、炊き置きをして冷凍保存する方にとって、この機能はとても頼もしいですよね。
④使いやすさと清潔性
NJ-VP10HとNJ-VP10Gは、どちらも「お手入れが簡単」な設計になっています。
洗う必要があるのは内釜と内ぶたの2つだけ。天面もフラットなので、サッと拭き取るだけで清潔を保てます。
さらに、釜にはフッ素コートが施されているので、ご飯がくっつきにくく、一粒残らずよそいやすいんです。洗い物もラクになるので、毎日の炊飯がストレスになりません。
抗菌仕様も共通していて、安心して毎日使えるのもポイントです。
VP10GはSIAA認定の抗菌仕様、VP10Hも無機抗菌剤を使用しており、衛生面への配慮は十分。家族の健康を守る上でも大切ですよね。
新型のNJ-VP10Hはこんな人におすすめ
新型のNJ-VP10Hはこんな人におすすめです。
それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。
①玄米を冷凍保存して使いたい人
NJ-VP10Hの大きな魅力は「玄米冷凍モード」に対応している点です。炊きたての玄米を冷凍保存しても、美味しさが長持ちするように設計されています。
例えば、忙しい平日に毎回炊飯するのが大変という方でも、週末にまとめて炊いて冷凍しておけば、解凍するだけでふっくらとした玄米が食べられます。
健康を意識して玄米を取り入れたい方にとって、これは大きなメリットですよね。
玄米は白米に比べて時間がかかるため、冷凍保存して効率的に利用できるのは嬉しいポイントです。玄米派のご家庭なら、NJ-VP10Hの価値を存分に感じられると思います。
②最新モデルを長く使いたい人
2025年に発売されたばかりのNJ-VP10Hは、最新技術が搭載されたモデルです。新しいモデルを選ぶメリットは「長期間安心して使える」ことと「サポートが充実している」ことです。
新型を選ぶことで、数年先まで現行モデルとして扱われるため、部品交換やアフターサービスも受けやすくなります。家電は長く使うものだからこそ、この安心感は大きいですよね。
また、新しいものを使うワクワク感も無視できません。毎日のご飯がさらに楽しみになるはずです。
③低温調理を活用したい人
NJ-VP10Hは低温調理の時間設定が細かくできるのも魅力です。65〜75℃で5〜180分まで調整可能なので、鶏ハムやローストビーフなど、低温でじっくり加熱する料理にも使えます。
炊飯器の枠を超えて、料理の幅を広げたい方にはぴったりですね。「炊飯器=ご飯だけ」ではなく「調理器具のひとつ」としても活用できるのが、NJ-VP10Hならではの強みです。
特に共働きや子育て世代の方にとって、炊飯と同時に別の料理を仕込めるのは時短にもつながりますよ。
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旧型のNJ-VP10Gはこんな人におすすめ
旧型のNJ-VP10Gはこんな人におすすめです。
型落ちモデルだからこそ得られるメリットがしっかりありますよ。
①コストパフォーマンスを重視する人
NJ-VP10Gの最大の魅力はやはり価格の安さです。新型に比べて大幅に価格が下がっているため、家計を重視する方にとっては非常に魅力的な選択肢です。
しかも基本性能は新型とほとんど同じなので、「美味しいご飯が炊ける」という点では全く遜色ありません。半額程度で同じクオリティを味わえるのは大きな強みですよね。
コストを抑えつつ、しっかりと炊飯器の機能を活かしたい方には、NJ-VP10Gがぴったりです。
②発芽米や雑穀を楽しみたい人
NJ-VP10Gは発芽米や雑穀に対応しているのが特徴です。健康志向の方や、普段から雑穀米を取り入れているご家庭にはとても相性がいいモデルなんですよ。
発芽米は栄養価が高く、血糖値の上昇を抑えたり、食物繊維をしっかり摂れたりするメリットがあります。
NJ-VP10Gなら炊込みや雑穀との組み合わせにも対応しているので、毎日の食卓をより健康的に彩ってくれます。
「型落ちだから機能が落ちている」と思われがちですが、むしろNJ-VP10Gの方が健康メニューに強い部分があるのは意外なポイントです。
③実績のあるモデルで安心したい人
NJ-VP10Gは2024年発売モデルで、すでに多くのユーザーが使っている実績があります。そのため口コミやレビューも豊富で、実際の使い心地を事前に確認できるのが安心材料です。
例えば「炊き上がりがやや硬め」という声もありますが、水加減を調整すれば好みの食感に仕上げられるなど、具体的な工夫も口コミから知ることができます。
実績のあるモデルを選ぶことで、購入後の不安を少なくしたい方にとっては大きなメリットですよね。価格の安さと安心感、この2つを両立できるのがNJ-VP10Gです。
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三菱 炊飯器 炭炊釜の口コミ評価
炊き上がり
「お米の粒が立っている」「ツヤがきれい」「冷めても美味しい」といった口コミが多く見られます。真空ひたしと炭炊釜の組み合わせによって、炊き立てのご飯がふっくら仕上がる点が好評です。
保温性能
「真空保温のおかげで黄ばみにくい」「保温後でも乾燥しにくい」との声があり、長時間保温しても美味しさを保てる点が評価されています。
お手入れ
「洗う部品が少なくてラク」「乾燥コースが便利」という口コミが目立ちます。日々のお手入れの負担が少ないことは大きなメリットですね。
価格
一方で「価格が高め」という意見も散見されます。特に上位機種のRC-10MGXでは7万円前後と高額になるため、妥当かどうか迷う人も多いようです。
NJ-VP10HとNJ-VP10Gの違い比較まとめ
NJ-VP10HとNJ-VP10Gの違いを比較してまとめます。
ここまでの内容を整理しつつ、選び方のポイントをお伝えしますね。
①価格を重視するならNJ-VP10G
最も分かりやすい違いは価格です。NJ-VP10Hは新型モデルなので高めの設定ですが、NJ-VP10Gは型落ちモデルとしてお手頃に購入できます。
しかも基本性能に大きな差はないため、コストパフォーマンスを重視する方にはNJ-VP10Gが圧倒的におすすめです。「価格は安いけれど、美味しいご飯が炊ける」というバランスの良さが魅力ですね。
②機能性で選ぶなら使うシーンで判断
機能性で選ぶ場合は、自分がよく使うシーンをイメージすると良いです。NJ-VP10Hは「玄米冷凍」や「細かい低温調理」に対応しているので、玄米をまとめ炊きして保存したい方や、料理に活かしたい方に最適です。
一方、NJ-VP10Gは「発芽米」や「雑穀米」の炊飯に対応しているので、日々の食生活に健康メニューを取り入れたい方に向いています。新型だから常に優れているとは限らず、用途に応じて旧型の方が合っていることもありますよ。
③ライフスタイルに合わせた選び方
最終的な選び方のポイントはライフスタイルとの相性です。
・玄米を冷凍保存して効率的に使いたい → NJ-VP10H
・健康志向で発芽米や雑穀を楽しみたい → NJ-VP10G
・最新モデルにこだわりたい → NJ-VP10H
・コスパと安心感を両立したい → NJ-VP10G
どちらも三菱の高火力IH技術を搭載しているため、ご飯の美味しさに大きな差はありません。あとは「予算」と「使いたい機能」を天秤にかけて選ぶのがベストですよ。
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